
バンドのメンバーに続いてカエラが登場すると、一気にステージに人が押し寄せ、大歓声とたくさんの拳が出迎える。1曲目「Dear Jazzmaster '84」から「マスタッシュ」「Yellow」「TREE CLIMBERS」とアップチューンを連発。観客たちも拳を振り上げての大合唱で応えた。
「"HYPER 39 TOUR"にようこそ! 天気も超いいし、最高の日だね!」と挨拶したあとは、カラフルでポップな「Jeepney」「Phone」「HOUCUS POCUS」「リルラ リルハ」を聴かせる。「Phone」ではアウトロでピアノのフレーズをカエラが弾き、キーボードの中村圭作と一緒にプチコンチェルト。最後に「ホットペッパーの唄」のメロディが混じるという遊び心。そして「HOUCUS POCUS」では、渡邊忍氏がデジタルドラムを操り、色々な音が入り混じりながらのキュートな"おまじない"で、横浜BLITZをカラフルに染めた。
ライブ中盤は「どこ」「ワニと小鳥」「キミニアイタイ」の珠玉曲で、観客たちを魅了。「今回のツアーの中でもすごく特別なような気がする曲」という「Butterfly」は感情がたっぷり入った渾身の歌で、一気に惹きつけた。続く「Circle」「Another World」では、より幻想的に。ゆらゆらと揺らしながら一気にスパーク。心地よい余韻を残したまま「ラスト3曲、最後だからみんなで盛り上がろう!」と盛り上がり必至のアップチューン「STARs」「Jasper」「BANZAI」で、フロアで起こったグルーヴの波に、メロディビートでお返し。という大熱狂のまま、本編を終了させた。
ちなみにこの日は黒のスキニーにトロール人形がプリントされたTシャツをラフに着ていたカエラ。前日はマイケル・ジャクソンのTシャツだったことに触れ、バンドが即興で「Beat It」を演奏し、カエラがマイケル・ダンスを披露(!)。「ホットペッパーの曲やって」という観客の声に応え、生「ホットペッパーの唄」も披露。「もう1回」コールに応えてBPM速めバージョンも聴かせてくれた。この掛け合いもライブハウスツアーならではだ。
アンコールでは「BEAT」「You know you love me?」の2曲を終えたあと、「ここでみんなにお知らせがあります。来年の...2月に...ベストアルバムが出まーす!! そして......3月に、武道館2days! いいライブするから遊びに来て!」と、ベストアルバム『5years』(初回盤は2枚組)の発売と、東・名・阪のアリーナツアーの開催を発表! 突然の嬉しいニュースに、アンコール・ラストの「Magic Music」では観客たちがいつにも増して高くジャンプして弾けまくる熱狂ぶり。終了後もカエラコールが止まず、急遽Wアンコールとして予定になかった「happiness!!!」を演奏、ツアーのラストをハッピーにして締め括ったカエラ。今後も3回目となるライブイベント「オンナク祭オトコク祭2009 」の開催、初のNHK「紅白歌合戦」への出場を控え、来年にはベストアルバム、アリーナツアーへと続く。本ツアーを経て、さらにタフに、濃密になったカエラの世界観を見せてくれるのは間違いない。
▼ 関連サイト
KAELA WEB
http://kaela-web.com/index.html
コロムビアミュージックエンタテインメント
http://columbia.jp/artist-info/kaela/
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